契約社員というのは実は明確な定義があるわけではありませんが、雇用契約に期限があるモノをいうというのが今の一般的な所という事になっています。これに対する言葉が正社員という事になっていて、これは契約期間が無いという事で、基本的には定年まで働くのが原則という事になっているわけですが、最近は正社員でも定年まで働くことが無くなってきているという事がありますから、実は両者の間に大きな差はなくなって来ているという事も言えなくもありません。

現実的に成果主義ということがどんどんと厳しさを増すという事がありますから、最近では、契約期間の有無というものがある社員という事の方が待遇が良いという事も珍しい事ではない。ただし、一般的な所で言えば、まだまだ正社員との差は大きなものがあるという事は言えるのかもしれません。ボーナスなども含めて、年収という事になれば、正社員がかなりの報酬をもらう事になっていますし、出来れば契約期間を無くして正社員になりたいというように考えている人も少なくはない。ただし、これだけ社会で働き方が多様化する現在では、こうした正社員というシステムそのものが機能しなくなることも考えられない事ではありません。