人材育成の現場で活用される「eラーニング」導入時の注意点
社員研修の一環として「eラーニング」を導入する企業が増えてきています。実際、研修用のeラーニング教材を販売する業者も増えてきています。人材の育成は企業にとっても重要事項ですので、うまく取り入れることが企業活動の円滑な実施に不可欠だといえます。eラーニングは自宅ででも職場ででもインターネットにつながる環境であれば、比較的自由に行うことができるという点で魅力があるといえます。通勤途中に英会話の教材を用いて勉強する人も多いように空いた時間を活用してeラーニングをする人も多くなってきています。利便性という点では対面式の研修以上にメリットがあります。
しかしながら、効果の把握がしにくいという点はひとつのデメリットだともいえます。きちんと学習をしなくても時間だけが経過すれば、外見上は研修を終えたことになってしまいますので、真面目に勉強しなくても研修を終えたという実績だけは作れてしまうのです。これを防ぐためにはeラーニングに加えて、紙媒体での試験を実施する、対面式の口頭試問を行うなどのアフターケアが必要となってきます。こういった対応は人事部門が行わなければならないので、業務負荷だともいえると思います。
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